precompiled JSX transform - uki00a

precompiled JSX transform

#Deno #Preact #Fresh #JSX #TypeScript #hono/jsx #JSX_transform

precompiled JSX transformとは

Denoでは独自にcompilerOptions.jsxでprecompileというオプションをサポートしています。(v1.38)

これはSSR向けに最適化されたオプションで、DenoがJSXファイルをトランスパイルする際に、あらかじめJSXノードの構築を最適化することで、オブジェクトの割り当てなどを減らし、パフォーマンスの改善を図ります

主にFreshでの活用を目的とした導入された機能だと思われます

現在ではPreactでこのprecompiled JSX transformがサポートされています。(preact@10.19.0)

フレームワーク側で実装されれば、Preact以外でも利用可能なようです。

Honoのhono/jsxでもサポートが入ったようです。(v3.10.0)

code:deno.json

{

"compilerOptions": {

"jsx": "precompile",

"jsxImportSource": "preact"

},

"imports": {

"preact": "https://esm.sh/preact@10.19.0",

"preact/": "https://esm.sh/preact@10.19.0/"

}

}

設定

compilerOptions.jsxPrecompileSkipElements

Deno v1.43.0で導入された設定

precompiled JSX transformの適用対象外としたいHTML要素を指定することができます

code:deno.json

{

"compilerOptions": {

"jsx": "precompile",

"jsxImportSource": "preact",

"jsxPrecompileSkipElements": "a"

},

"imports": {

"preact": "https://esm.sh/preact@10.19.6",

"preact/": "https://esm.sh/preact@10.19.6/"

}

}

フレームワーク/ライブラリ

- Lumeの作者の方が開発しているライブラリ

関連ページ

DenoにおけるTypeScriptの独自拡張について